経鼻挿入可能な「PENTAX Medical ビデオ上部消化管スコープ EG17-J10」を発売

November 18, 2019

【 従来機種*1の約1.5倍の解像度、約1.8倍の送気性能を実現】

 

HOYA株式会社 PENTAX医用機器SBUは、経鼻挿入が可能な「PENTAX Medicalビデオ上部消化管スコープ EG17-J10」(以下、「EG17-J10」)を11月21日より日本国内で発売いたします。

今回発売する「EG17-J10」は、先端外径5.4mm、軟性部径5.7㎜の細径化を実現しながら、従来機種*1の約1.5倍の解像度、約1.8倍の送気性能を実現しました。また、先端側は柔らかく手元側は硬い2段階剛性の挿入部や、テーパー状の先端部により、経鼻挿入時の患者の苦痛軽減と術者の操作性向上が期待できます。

さらに、弊社の画像強調機能 OE(Optical Enhancement)*2のOE Mode1と組み合わせることにより、粘膜の表層血管を強調して映し出すことが可能です。 OE Mode2は、Mode1で得られる強調効果に加え、より白色光に近い明るさと色調を保った画像を映し出します。

EG17-J10

PENTAX Medicalは、今後も内視鏡関連製品のラインアップを拡充し、医療の質や効率の向上に貢献していきます。

 

1. 品名

  販売名「PENTAX Medical ビデオ上部消化管スコープ EG17-J10」

  医療機器認証番号:301AGBZX00035000

 

2. 発売日

  2019年11月21日

 

3. 主な特徴

・従来機種の約1.5倍の解像度

 従来機種(EG16-K10)の約1.5倍の解像度を誇るCCDを採用したことにより、経口スコープに迫る鮮明な画像が得られます。

・従来機種の約1.8倍の送気性能

 従来機種(EG16-K10)の約1.8倍の送気性能を実現しました。効率よく胃内を膨らますことが可能で、胃大彎の皺壁に隠れた病変の観察が容易になり、検査時間の短縮も期待できます。

・細径化と2段階剛性の挿入部

  高画質化と送気性能の向上を実現しながら、先端外径5.4mm、軟性部径5.7㎜の細径化を実現しました。また、先端側は柔らかく手元側は硬い2段階剛性の挿入部やテーパー状の先端部により、経鼻挿入時の患者の苦痛軽減と術者の操作性向上を図りました。

・画像強調機能 OE(Optical Enhancement)

 画像強調機能 OE(Optical Enhancement)*2のOE Mode1と組み合わせることにより、粘膜の表層血管を強調して映し出すことが可能です。 OE Mode2は、Mode1で得られる強調効果に加え、より白色光に近い明るさと色調を保った画像を映し出します。

・優れたアングル性能

 緩やかな湾曲角度を実現しており、ペンタックス 穴あき鉗子(KW1818CS)と組み合わせることで、湾曲時の生検も容易に行うことが可能です。

 

4. 主な仕様

視野角 140°(直視)
観察深度 3~100㎜
湾曲角 Up:210°・Down:120°
Right:120°・Left:120°
先端硬性部径/先端外径 φ5.75㎜/φ5.4㎜
軟性部径 φ5.7㎜
チャンネル最小径 φ2.0㎜
有効長 1100㎜
全長 1416㎜
接続可能なビデオプロセッサ EPK-i7010, EPK-i7000(A), EPK-3000

*1 当社従来機種「ペンタックス ビデオ上部消化管スコープ EG16-K10」との比較。

*2 OE(Optical Enhancement)は弊社ビデオプロセッサ「PENTAX Medical ビデオプロセッサ EPK-i7010」との組み合わせでのみ使用可能です。

 

HOYA株式会社PENTAXライフケア事業部(PENTAX Medical)について

PENTAXライフケア事業部は、HOYA株式会社の医療用内視鏡を扱う事業部です。高い品質、医療ニーズに応えるイノベーション、そしてシンプルさを追求した最良の内視鏡製品群とサービスを提供することで、患者さまのケアと医療の生産性向上に寄与することをミッションとしています。最先端の研究開発と生産技術を通じ、当事業部はPENTAX Medical のブランド名で内視鏡システムとソリューションを世界の医療機関に提供しています。日本国内にある生産設備およびグローバル本部に加え、世界各地に研究開発、販売、サービスの拠点を擁しています。詳しくはウェブサイトをご覧ください。https://japan.pentaxmedical.com (日本語)www.pentaxmedical.com(グローバルサイト、英語)

 

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