ビデオ鼻咽喉スコープシステム OPTIVISTA PLUS

The premium solution for advanced endoscopy

High Definition
高精細画像

HD出力が可能なOPTIVISTA PLUSは、J10シリーズと組み合わせることにより、高精細な内視鏡画像を提供します。また、画像強調機能 OE*を併用することにより、粘膜表面の血管や構造の視認性を向上させます。

*OE : Optical Enhancement (光学強調)

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白色光

OE Mode1

白色光

OE Mode1

白色光

OE Mode1

OE Mode1

Apply OE function to J10
OE 対応スコープの拡大

iシリーズ、90Kシリーズに加えて、高画質を誇るVNL11-J10、先端外径φ2.4㎜のVNL8-J10、φ2.0㎜チャンネルを有するVNL15-J10の3機種がOE対応となりました。小児の観察から処置まで、白色光下だけでなくOE下でも行えるため、一貫した内視鏡診療が可能です。

白色光

Fundamental Function
基本性能の向上

構造強調、輝度補正機能、フリーズスキャン機能などを搭載。基本性能の向上がストレスの少ない快適な内視鏡検査をサポートします。

エンハンス機能

従来の輪郭強調に加えて構造強調*が追加されました。構造強調は、ノイズを抑えながら画像のシャープネスを高め、粘膜表面の微小血管や構造の視認性を向上させます。

*構造強調は i シリーズのみの対応となります。

従来の輪郭強調

構造強調

輝度補正機能

輝度補正機能を使用することにより、従来では奥が暗くなりがちな場面においても、常に適切な明るさで観察することが可能となります。

輝度補正 OFF

輝度補正 OFF

輝度補正 ON

輝度補正 ON

16:9表示

HD出力による16:9表示により、内視鏡画像上に患者情報やフリーズ時の子画面が重ならないレイアウトを実現しました。

フリーズスキャン機能

フリーズの際、メモリに蓄積された観察中の画像をスキャンし、その中から最もブレの少ない画像を抽出します。

i-scan を標準搭載

OE(光学強調)、SE(表面強調)、CE(コントラスト強調)、TE(トーン強調)の4つのモードを標準搭載。病変の発見や特定に効果を発揮します。

動画記録機能

USB メモリに静止画、動画を記録することが可能です。外部周辺機器を使用することなく、高精細な内視鏡画像を簡便に記録できるため、学会発表などで活用できます。

OE

帯域制限光を生成する独自のOEフィルターとデジタル画像処理

ビデオプロセッサから供給される光の帯域を制限することにより、血管・粘膜の光学的な特徴をとらえ、デジタル処理によりコントラストを上げることで更なる視認性の向上が可能となります。

病変の発見から、精査、診断をより高い精度でサポート

充分な明るさと血管強調を備えたMode1と自然な色調を保ちながら血管強調を実現させたMode2の2種類のモードにより、スクリーニングや病変部の精査をサポートします。

Mode1

本モードで使用する光学フィルターは、血管のコントラストを強調するという特徴を有しています。ヘモグロビンの吸収波長には大きな吸収帯が2つあり、粘膜表面上の血管強調に適した415nm付近の光と粘膜内部の血管強調に適した540nm付近の光で画像を構成することで、粘膜表面と内部の血管が識別しやすくなります。また、観察画像全体の明るさを確保するために主要2波長の間の光も出射しています。

Mode1

Mode2

本モードで使用するフィルターは、血管強調に適したMode1の特徴(415nm付近の光と540nm付近の光)に加え、長波長(赤色)の光を透過しています。この3波長を組み合わせることでMode1で得られる強調効果に加え、より自然な白色光に近い画像を作り出しています。またMode1同様、明るさを確保するために3波長の間の光も出射しています。

Mode2

主な仕様

EPK-i7010
撮像方式 カラー単板方式
照明機能 ランプ 300Wキセノンランプ
  予備ランプ 3W白色LED
送気機能 エアポンプシステム DC ダイヤフラム
  送気圧 45~70kPa(6.5~10.2PSI)
  送気量調節 5段階
送水機能 送水タンク 容量:200ml
ビデオ信号 デジタル系出力 HD-SDI:2系統、DVI:1系統(VGAと選択式)
  アナログ系出力 RGB:1系統、Y/C:2系統、コンポジット:1系統(SYNC OUTと選択式)、VGA:1系統(DVIと選択式)
  アナログ系入力 コンポジット:1系統
同期信号 SYNC OUT:1系統(コンポジットと選択式)
音声信号 マイク:1系統
制御系信号 RS-232C:1系統、RJ45:1系統、リモート:3系統、キーボード:1系統、フットスイッチ:1系統
画像記録メディア USBフラッシュメモリ、外付けハードドライブ
電源 電圧:AC100V、周波数:50~60Hz、入力電流:5.2A
外形寸法(突起部除く) 400(W)×205(H)×520(D) mm
質量 22㎏
適用スコープ 当社ビデオエンドスコープ(iシリーズ、70K/80K/90K/K10/J10シリーズ)、
当社ファイバースコープ(ビデオモジュール を介する)

「OPTIVISTA PLUS」は「PENTAX Medical ビデオプロセッサ EPK-i7010」の愛称です。
販売名「PENTAX Medical ビデオプロセッサ EPK-i7010」
医療機器認証番号: 227AGBZX00061000

ビデオスコープ

細径観察用

PENTAX Medical ビデオ鼻咽喉スコープ
VNL11-J10

高精細な画像を実現

  • 先端外径φ3.5㎜、軟性部径φ3.6㎜を実現しました。
  • 先端部に透明樹脂を採用し、配光性能を向上しました。
  • 電気コネクタとライトガイド差込部を分岐したことにより、ストロボ光源装置に接続することが可能です。

主な仕様

VNL11-J10
視野角 80°(直視)
観察深度 3~50㎜
湾曲角 Up:130°・Down:130°
先端外径 φ3.5㎜
軟性部径 φ3.6㎜
チャンネル最小径
有効長 300㎜
全長 500㎜

販売名「PENTAX Medical ビデオ鼻咽喉スコープ VNL11-J10」
医療機器認証番号: 227AGBZX00111000

超細径観察用

PENTAX Medical ビデオ鼻咽喉スコープ
VNL8-J10

先端外径φ2.4㎜を実現

  • 先端外径φ2.4㎜、軟性部径φ2.9㎜を実現しました。
    小児や鼻腔の狭い患者でも容易に挿入することができます。
  • 先端部に透明樹脂を採用し、配光性能を向上しました。
  • 電気コネクタとライトガイド差込部を分岐したことにより、ストロボ光源装置に接続することが可能です。

主な仕様

VNL8-J10
視野角 80°(直視)
観察深度 3~50㎜
湾曲角 Up:130°・Down:130°
先端外径 φ2.4㎜
軟性部径 φ2.9㎜
チャンネル最小径
有効長 300㎜
全長 500㎜

販売名「PENTAX Medical ビデオ鼻咽喉スコープ VNL8-J10」
医療機器認証番号: 227AGBZX00110000

処置用

PENTAX Medical ビデオ鼻咽喉スコープ
VNL15-J10

高い処置性能

  • 先端外径φ4.8㎜、軟性部径φ4.9㎜を実現しました。
  • 生検等の処置や粘液等の吸引が可能なφ2.0㎜のチャンネルを装備。高周波処置具も使用可能です。
  • 単回使用吸引ボタンの採用により、感染リスクを低減します。

VNL15-J10 の単回使用吸引ボタン(OF-B205)

主な仕様

VNL15-J10
視野角 80°(直視)
観察深度 3~50㎜
湾曲角 Up:130°・Down:130°
先端外径 φ4.8㎜
軟性部径 φ4.9㎜
チャンネル最小径 φ2.0㎜
有効長 300㎜
全長 575㎜

販売名「PENTAX Medical ビデオ鼻咽喉スコープ VNL15-J10」
医療機器認証番号: 228AGBZX00037000

精査用

ペンタックス ビデオ鼻咽喉スコープ
VNL-1590STi

消化器用スコープと同等の高画質を実現

  • 先端外径φ5.6㎜、軟性部径φ5.1㎜ながら、高解像度CCDの採用により、消化器スコープと同等の高精細画像を実現しました。
  • 粘膜表面の微小血管や構造の精査ができるよう近接観察が可能な光学系を採用しました。
  • モニタに白色光画像とOE画像を同時に、そしてリアルタイムに表示することが可能です*。

*OEのTwinモードはiシリ ーズのみの対応となります。

Twin Mode 2:3 画像

主な仕様

VNL-1590STi
視野角 100°(直視)
観察深度 3~50㎜
湾曲角 Up:130°・Down:130°
先端外径 φ5.6㎜
軟性部径 φ5.1㎜
チャンネル最小径
有効長 300㎜
全長 500㎜

販売名「ペンタックス ビデオ鼻咽喉スコープ VNL-1590STi」
医療機器認証番号: 221AGBZX00160000

下咽頭・食道観察用

ペンタックス ビデオ下咽頭スコープ
EH-1990STK

先端フードと持続送気用チャンネル、φ2. 6㎜の大チャンネルを装備。

  • 透明先端フードを搭載し、スコープ先端が粘膜に接触することによる視野の妨げを回避することが可能です。
  • 送気チャンネルから持続送気を行うことにより、分泌液のフード内への逆流による視野の妨げを回避することが可能です。
  • 生検や切除等の処置や粘液等の吸引が可能なφ2.6㎜の大チャンネルを装備しています。高周波、YAGレーザー、半導体レーザー(波長域800nm~1000nm)に対応しており、症例に応じて様々な処置具の使用が可能です。

主な仕様

EH-1990STK
視野角 120°(直視)
観察深度 3~50㎜
湾曲角 Up:130°・Down:130°
先端外径 (フード先端外径)φ8.0㎜
軟性部径 φ6.4㎜
チャンネル最小径 鉗子口:φ2.6㎜ / 送気口φ0.6㎜
有効長 500㎜
全長 800㎜

販売名「ペンタックス ビデオ下咽頭スコープ EH-1990STK」
医療機器認証番号: 221AGBZX00299000

PENTAX Medical カメラヘッド
PVK-J10

硬性鏡やファイバースコープと接続し、モニタ上での観察を可能にします。光学ズーム機能により、画質劣化のない拡大観察が可能です。

主な仕様

PVK-J10
光学システム 2倍ズームレンズ
リモートボタン 3個
寸法(コントロールヘッド部) φ35x122.3mm
質量(コントロールヘッド部) 135g(AP-RV3を接続した場合:220g)
全長 2500mm
視度調整範囲 +4~-4Dptr.
カメラヘッドのコントロールヘッドにあるフォーカスダイアルで調整
適用スコープ 硬性鏡または硬性鏡接眼を持つファイバースコープ

販売名「PENTAX Medical カメラヘッド PVK-J10」
医療機器届出番号: 13B1X00253800072